「月光弄笛」  
奏者:山口 賢治  作曲:福田蘭童


福田蘭童は尺八の名手と言われ多くの曲を作っていますが、この【月光弄笛】について以下の解説をしています。
明月の夜には、ひとりで山にのぼり、月を眺めながら、即興で笛を吹きならすのが、若い時分からならわしであった。
澄んだ空気の中で、思う存分、哀愁を笛の音にのせることは、 こよなくたのしいものである。この月光弄笛は、即興の一瞬を楽譜として書きとめていたものである。
邦楽も悪くないですね。ところで、曲名が読めない人は多いと思います。「ゲッコウロウテキ」です。
尺八の音階はロツレチリと呼び西洋音楽のドレミファとは大分違います。
背景は奥入瀬渓谷です。私は中学の修学旅行で行きました。汽車の時代でした。
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