昭和33年の松竹映画「君の名は」の主題歌
唄:折井茂子 作詞:菊田一夫 作曲:古関裕而
昭和32年、NHKラジオ連続放送劇、阿里道子主演が始まりです。その後映画、ラジオドラマ、テレビドラマで繰り替えされエピソードが沢山あります。
ラジオドラマ冒頭の『忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ』と言うナレーションが有名です。
「会えそうで会えない」すれ違いのパターンが典型として定着しました。
ラジオの「番組が始まる時間には銭湯の女湯から人がいなくなった」と言われる程でした。
昭和33年版松竹映画、主演岸恵子
この映画が出来た昭和33年に物語の起点となっている数奇屋橋は姿を消しました。
主人公のショールの巻き方が「真知子巻き」と呼ばれ流行しました。
主演の岸惠子が撮影時に北海道の寒さにショールを肩からぐるりと一周させたことから誕生しました。またガラス越しのキスも流行しました。