▼ 歌詞
昭和41年「悲しい酒」  コロンビア・レコード  
唄:美空ひばり 作詞:石本美由起 作曲:古賀政男


悲しい酒は昭和41年6月に発売された美空ひばりのシングル曲です。 美空ひばり全シングル売上の歴代第三位となりました。
もともとは昭和35年に新人歌手の北見沢淳の為に書かれた曲で したがヒットに恵まれませんでした。北見沢が早世したため埋もれていました。
古賀はこの曲が大変気に入っていて、ふさわしい歌手を捜していました。 昭和41年になり美空ひばりのシングルレコードとして発売されました。 曲間のセリフは美空の要望で作詞の石本が一晩で書き上げました。
古賀政男が「影を慕いて」でデビューしたのは昭和7年ですが、 昭和41年に発売されたこの曲は古賀メロディーの集大成なのかもしれません。 その後、昭和47年の浜昼顔が古賀演歌の最後となりました。 古賀の帰天と共に演歌の世界も終幕を迎えたとも言えそうです。
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