▼ 歌詞
昭和36年「銀座の恋の物語」  テイチク・レコード  
唄:石原裕次郎 作詞:大高ひさを 作曲:鏑木創作


デュエットの曲として大変有名になりました。今やスタンダードにもなって 随所で歌われます。
浅丘るり子と石原裕次郎主演の映画主題歌です。あらすじは 「銀座の裏町に画家志望の青年、次郎が友人の音楽家志望の青年 と共同生活をしながらいつか世に出る日を夢見ています。また、 次郎の恋人久子もそんな一人で、いつか次郎とささやかな家庭を持つことを夢見ています。 ふたりで信州に住む次郎の母親に会いにいくことにしますが  久子は待ち合わせた駅に現れず、忽然と次郎の前から姿を消してしまいます。 彼女は交通事故がもとで記憶を失っていました。
マービン・ルロイの「心の旅路」を思わせるような展開です。 主題歌が記憶を取り戻す際の重要な鍵として巧みに使われています。
映画としての娯楽性はありますが流行歌が世相を 反映する時代は終わりに近づいていました。
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