▼ 歌詞
昭和32年「東京だよおっかさん」  コロンビア・レコード  唄:島倉千代子  作詞:野村俊夫  作曲:船村 徹

戦後の社会状況を反映した歌で、菊池章子の「岸壁の母」と類似の作風の詩です。戦後の物不足もほぼ解消し生活が実感できる時代になりましたが、日本人の気持ちには戦後がまだ色濃く残っていました。
靖国神社も現在のように政争の具ではなく遺族が戦死した身内に思いをはせる場所でした。
「この世の花」に次ぐヒット曲ですが、島倉千代子は歌手生活20周年記念としてこの曲を「台詞入り」で再発表しました。この「台詞入り」の曲が再度大ヒットしました。
台詞入りの方が有名となり、今では「台詞なし」の原曲を知らない人もいる程です。
台詞入りの曲は昭和48年に録音されたものです。  ⇒ ここから
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