▼ 歌詞
昭和15年「誰か故郷を想わざる」  コロンビア・レコード  唄:霧島昇  作詞:西條八十  作曲:古賀政男

タイトルは「故郷を想わない人はいない」という意味の反語ですが、当初、題目からヒットしないと判断され 慰問用レコードとしてすべて戦地に送られていました。
ところが戦地で望郷の想い止みがたい兵士の間で大ヒットし、内地に逆輸入されました。
映像中に潜水艦の番号を隠したシーンが登場しますが、当時は新聞でも戦争に関係する情報は「○○方面にて」という表現が使われました。
慰問に訪れた渡辺はま子がこの歌を歌うと、居合わせた畑俊六大将から末端の兵士まで皆が泣き、渡辺も思わずもらい泣き満場涙に暮れたというエピソードもあります。
オリジナル録音の音です。
    前の曲     目次     次の曲