昭和50年「北の宿から」 コロンビア・レコード
唄:都はるみ 作詞:阿久悠 作曲:小林亜星
作詞家の阿久悠が語るところに依れば、初めて都はるみに詞を書くにあたって都の元気のいい個性を生かそうと考え
「野郎」というタイトルの詞を作ったがボツになり、急遽イメージを
転換して書いたのが本作品だった。
「別れた男性のセーターを編む」というのは別れにケリを
つける若い女性の儀式であり「死んでもいいですか」は
自嘲気味のひとり芝居というようなイメージだった。と言うことです。
当時の録音です。
阿久の代表作が「ママとあそぼう」や「ピンポンパン」だっただけに
世間を驚かせました。
「演歌撲滅運動」なる奇妙なキャンペーンを提唱していた
淡谷のり子が名指しで批判した楽曲だと言うことです。