昭和45年「知床旅情」  ポリドール・レコード  
唄：加藤登紀子  作詞：森繁久彌  作曲：森繁久彌 

知床のご当地ソングです。知床は平成17年7月に世界遺産に登録されましたが、結果として自然破壊を助長する状況となっています。
原曲の「オホーツクの舟歌」を元に森繁久彌が作詞作曲しました。森繁は昭和35年の映画撮影で知床半島羅臼に長期滞在しましたが、その際に制作し最終日に羅臼の人達の前で「さらば羅臼よ」という曲名で披露しました。
昭和45年に加藤登紀子がリリースしたアルバム「日本哀歌集」で取り上げた事がきっかけで徐々に人気が上昇しました。森繁本人の歌唱によるレコードも発売されています。
歌詞に登場する「はまなす」は斜里郡斜里町の町花です。私も行きましたが斜里町と羅臼町を結ぶ国道334号にある「知床峠」から「国後島」を望むことが出来ます。国後のことを正しくは「北方領土」と言うようです。