▼ 歌詞
白い花が 咲いてた
ふるさとの 遠い夢の日
さよならと 云ったら
黙って うつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の
あの白い花だよ
白い雲が 浮いてた
ふるさとの 高いあの峰
さよならと云ったら
こだまが さよならと 呼んでいた
淋しかったあの時の
あの白い雲だよ
白い月が ないてた
ふるさとの 丘の木立に
さよならと 云ったら
涙の 眸でじっと みつめてた
悲しかったあの時の
あの白い月だよ
昭和25年「白い花が咲く頃」 コロンビア・レコード
唄:岡本敦郎 作詞:寺尾智沙 作曲:田村しげる
岡本敦郎はこの歌で歌手としての名前が世に知られました。作詞の寺尾智沙は作曲者の田村しげるの夫人です。
この曲は大変情操が豊かな曲で、私の学生時代、夏季合宿のキャンプファイヤーの常備曲でした。
演歌とは違った良さがあります。歌声喫茶の人気曲でもありました。音声は後年の録音です。
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